ほっとコーヒータイム(28)そういえば「レギュラー」には何の意味が?
「レギュラー」と聞いて、あなたは何を想像しますか。ガソリン?選手?サイズ?
レギュラーは英語で「通常の、一般的な、正規の」などの意味。すっかり日本語として定着していますが、特に何かと区別する時に使われることが多いようです。
コーヒーの場合、レギュラーと言えば「直接コーヒー豆から抽出するコーヒー」を指します。山田早苗著『珈琲入門』(日本食糧新聞社刊)には「決してイレギュラーコーヒーと称されるコーヒーなどは存在しないのだが、焙煎したコーヒーの豆やコーヒー粉をレギュラーと呼び、後発のインスタントコーヒーの中間原料でもある(★)ことから区別するようになった」と記されています。
つまり「レギュラー」と呼ばれるのは、それだけコーヒーが進化し、種類が豊富な証なんですね。
ちなみに欧米ではレギュラーコーヒーを「ローステッド・アンド・グラウンド(R&G、焙煎・粉砕)」、インスタントコーヒーは「ソリュブル(可溶性)」と呼ぶのが一般的だそうです。
★インスタントコーヒーは濃縮コーヒー液から水分を除いたもの。1899年、日本人の加藤博士が米国で発明したとされる。
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