食品の乾燥は古来より人類の生活の知恵によって行われてきた保存方法の一つで、風力や太陽熱などの自然エネルギーを利用し原料食品の水分をできる限り減らし、腐敗の抑制、輸送コストの低減などを図ってきたが、天候に左右され一定の品質が得られないことから、人工乾燥…続きを読む
								
				 ●(株)荒川製作所  低風速熱風ドライヤー「通気式乾燥機」     *  荒川製作所の「通気式乾燥機」は、コンベヤ上の製品間に毎秒1m前後の低風速熱風を通過させることで製品を乾燥させるドライヤー。焼成や焙煎(ばいせん)前の水分・温度調整、低温長時間乾…続きを読む			
								
				 ●セル・ダイアグノスティックス(同)  小型でありながら野菜・肉・ハーブなどをフリーズドライ化できる装置「フリーズドライ装置(真空凍結乾燥機)」     *  セル・ダイアグノスティックスは2010年、東京都が所管する地方独立行政法人の研究所で細胞生…続きを読む			
								
				 ●ツカサ工業(株)  集じん機が一体となったコンパクトな流動乾燥機「パウドライヤー」     *  粉体原料の「砕く・ためる・運ぶ・計る・混ぜる」を担う粉体機器総合メーカーとして来年創業80年を迎えるツカサ工業は、粉体機器をトータルにラインアップし、…続きを読む			
●覚えておこう! 復旧を効率的に進めるには復旧計画の立案と人員の確保が重要であり、それぞれの復旧エリアにふさわしい知識とスキルを持つスタッフを割り振ることが肝要。復旧を支えるサポート部門の役割も大きい。資金調達の手段も事前に整えておくことが必要とな…続きを読む
過去、ギョーザ工場の工場長を務めていたという異色の経歴を持つ漫画家・村野氏が、食品製造の現場で起きるさまざまな出来事を軽妙につづるコミックエッセイ。 ●目指すはWin-Win! 近年、異常気象により食品の原料となる野菜の作柄が悪く、価格が爆上がり…続きを読む
◇管理職は知っておきたい データで読み解く Z世代新入社員 製造業界の慢性的な人手不足は深刻な課題である。本連載では、次世代を担うZ世代の心理や行動背景を理解し、成長と定着を促すポイントを、最新の調査分析結果と企業支援事例を基に解説する。第4回はO…続きを読む
								
				 地域の食品産業をクローズアップする特集企画の第2弾として、昨年の北海道のホタテ産業に続き、本年は香川県・小豆島(しょうどしま)のしょうゆ・そうめん・オリーブの三つの伝統的食品産業にスポットを当て、これまでの歩みと現在抱える課題、今後の展望を俯瞰する。…続きを読む			
								
				 ◆事例1=国内最大級の天然醸造蔵で木桶(きおけ)仕込みによるしょうゆ造りを継承  小豆島の苗羽(のうま)地区を中心とする「醤(ひしお)の郷」には、20以上のしょうゆ蔵やつくだ煮工場が集積する。その一角に軒を連ねるのは、酒・しょうゆ・みその日本の伝統的…続きを読む			
								
				 ◆直営工場を立ち上げ生産量を確保 「島の光」ブランドを次世代へ  400年以上の歴史があり、素麺(そうめん)三大産地の一翼を担う小豆島。小豆島手延素麺の伝統的技法を受け継ぐのが、小豆島手延素麺協同組合。組合に加盟する製麺所だけで作られる小豆島手延素麺…続きを読む