農林水産省によると、2022年の農林水産物・食品の輸出額は1兆4148億円を記録し、過去最高を記録した。一方、日本政策金融公庫・食品産業動向調査(23年7月)によると、輸出における課題として「輸出を任せられる人材の育成」「現地の法律や商習慣情報の不足…続きを読む
◆おかき・あられを輸出して50有余年 22年に国際部を立ち上げ、さらなる販路拡大へ 50年以上にわたり、日本の商社を介して米国やヨーロッパなどへおかき・あられを輸出し続けている植垣米菓(株)。輸出先の求めに応じ、原材料の見直しや別ラインでの製造をは…続きを読む
本稿では、海外輸出に取り組む企業の一助となるべく、食品輸出に向けたステップと、それに応じた関係機関のサービスについて、日本貿易振興機構(ジェトロ)の支援事業を中心に具体的に紹介する。 (独)日本貿易振興機構(ジェトロ) 農林水産食品部 市場開拓課 …続きを読む
◆トップ自らが営業し信頼関係を構築 ごま製品を世界10カ国・地域以上に輸出 焙煎(ばいせん)技術にこだわった香り高い、いりごまなどのごま製品を世界10カ国・地域以上に輸出している(株)和田萬。有機認証やHALAL認証、FSSC22000認証を積極的…続きを読む
本稿では、工場内物流の現状と課題、物流2024年問題から考える工場内物流の在り方や改善策などについて、人に焦点を当てて解説する。 経営創研(株) パートナーコンサルタント 小島泰雄氏 ●規模や製品内容などにより物流機能が異なる食品製造業 「20…続きを読む
人手不足が深刻になる中、2024年4月より時間外労働時間の上限規制が自動車運転業務にも適用される。物流効率化に取り組まなかった場合、物流需給がさらに逼迫する恐れがあり、コロナ前の2019年比で最大14.2%(4.0億t)の輸送能力不足が起こるとされ(…続きを読む
国土交通省・経済産業省・農林水産省が推進する「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、持続可能な物流環境の実現に向け自主行動宣言を行うキユーピー(株)と浜田酒造(株)の2社に具体的な取り組みを聞いた。 ◆キユーピー(株) リードタイム延長や検品レスを…続きを読む
●効率的で安全な荷役作業を実現 (株)A&Cサービス 運搬サポートシステム「イージーリフト」 「イージーリフト」(スウェーデンTAWI社製)は、真空の力で荷物を持ち上げる運搬サポートシステム。1台のバキュームモーターだけで吸着と上下動の両方の作業…続きを読む
◇特集・中小食品メーカーの海外展開/物流2024年問題 食品メーカーの対応 連動企画 ◆解説=賞味期限延長を実現するための微生物制御の基本 本稿では、食品の品質保持や賞味期限延長に関わる微生物制御の基本を、見落としがちになっている部分を含めて解説…続きを読む
◇特集・中小食品メーカーの海外展開/物流2024年問題 食品メーカーの対応 連動企画 本稿では、さつま揚げ工場でのクリーン化による長鮮度化の実証試験について解説する。 日本無機(株)開発センタ 課長 包理 鹿児島大学 水産学部 教授 上西由翁 …続きを読む