サステナビリティ 未来への胎動:白鶴酒造 発酵由来CO2でハーブ栽培

酒類 ニュース 2025.04.11 12919号 01面
白鶴酒造の小規模醸造所の隣に設置された小型植物栽培装置

白鶴酒造の小規模醸造所の隣に設置された小型植物栽培装置

小型植物栽培装置内のハーブ類

小型植物栽培装置内のハーブ類

 ●酒造りの原料に
 日本酒最大手の白鶴酒造は、自社の小規模醸造所での酒造りの際に発生する発酵由来二酸化炭素(CO2)をスタートアップが開発した小型植物栽培装置に送り、収穫したハーブ類をクラフトサケなどの原料として利用する「循環型ものづくり」の実現に向けた実証実験に取り組んでいる。日本酒の老舗企業とスタートアップの協業により、さらなるサステナブルな酒造りの進化につなげる。
 白鶴酒造は1743年の創業。同社の事業別売上構成比は日

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