鏡もち特集2024

鏡もち特集:2023年の販売動向 コスト減で収益性改善

 全国餅工業協同組合が集計した23年(23年4月~24年3月)の鏡もち生産量は、約3800tで前年を4.2%上回った。しかし、各社の動向を見る限りでは、数量ベースでは前年を下回るところも多い。金額ベースでは、各社の価格改定があったのにもかかわらず、本紙推計で前年比1%増の約107億円ほどにとどまっていることからも、必ずしも市場が拡大したとは言い難い。
 一方、多くのメーカーは収益性が改善したことを明らかにしている。要因は明確で、業界を挙げて取り組んだ1

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