ホット用の売場は小スペースなだけに、競争が激しくなりそうだ
缶コーヒー市場で“甘さ回帰”が起こりつつあるようだ。近年、缶コーヒー市場をけん引しているのは、甘さを抑えた微糖・無糖カテゴリーであるものの、微糖での売れ筋商品が、すっきり系からコク系へと変化してきている。また、減少傾向にあるミルク・砂糖入りのスタンダードカテゴリーの中でも、堅調に売上げを伸ばすアイテムがあるなど、「消費者の嗜好(しこう)が甘さを求める」(メーカー関係者)兆しが出てきている。この流れに対応して、缶コーヒー本来のコーヒーとミルク・砂糖のバランスのとれた商品設計を