東北地区新春特集

東北地区新春特集:宝来屋本店・柳沼広呂人社長 “糀製法”こだわり商品づくり挑戦

飲料 2021.01.27 12177号 15面
宝来屋本店社長 柳沼広呂人氏

宝来屋本店社長 柳沼広呂人氏

甘酒に新風吹き込む宝来屋本店

甘酒に新風吹き込む宝来屋本店

柳沼広呂人社長(中央)、柳沼真行工場長(左)と芳賀英文ヨークベニマル参与

柳沼広呂人社長(中央)、柳沼真行工場長(左)と芳賀英文ヨークベニマル参与

伝統の糀甘酒に新しい切り口の商品

伝統の糀甘酒に新しい切り口の商品

 宝来屋本店は1906年10月、郡山市に宝来屋糀店として創業し今年115周年を迎える。三五八漬けの素を開発し、郡山駅前の旅館中心に販売しながら味噌、甘酒など商品づくりと広げてきた。練り味噌タイプの即席味噌汁は同社が全国初の発売だった。
 注目されたのはやはり甘酒で57年から本格生産している。麹からつくる伝統製法が自然な甘さを生み出し、多くのファンをつかんで柱商品に育ててきた。伝統を生かして現代人が求める味、機能、容器を追求し、「あまざけヨーグルト」「カ

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

  • 東北地区新春特集

    総合

     ●東日本大震災から10年、SMと共に歩む 日常何気なく食べている商品に秘められたヒストリーがあって、味わいもふくらんでいく。北東北の人々に愛され続けている南部せんべいもそんな一つだ。今特集では、南部せんべい最大手の小松 […]

    詳細 >