ネスレ日本、「ゴールドブレンド」キャンペーンにTOKIO起用

飲料 キャンペーン 2021.10.11 12307号 03面
高岡二郎部長(右から2人目)とTOKIOの3人

高岡二郎部長(右から2人目)とTOKIOの3人

深谷龍彦社長兼CEO

深谷龍彦社長兼CEO

 ネスレ日本は「ネスカフェ ゴールドブレンド」の新キャンペーンを開始した。新キャンペーンでは“自分の好きな活動を楽しみながら、その結果として社会や周りの人びとにポジティブな影響を与える活動を行っている人”を「違いをつくる人」と設定。TOKIOの城島茂、国分太一、松岡昌宏を「違いをつくる人」として新TVCMに起用し、4日から全国で放映を開始する。また、10年ぶりに「ダバダ」のフレーズでおなじみのCMソング「目覚め」も復活する。

 「国際コーヒーの日」の1日に東京都内で開催した新CM記者発表会で、深谷龍彦社長兼CEOは「『ゴールドブレンド』は、発売から50年以上にわたり、各時代の消費者の味わいの要求にイノベーションで応えてきた歴史がある。また、近年、高まる環境配慮への取組みとして、2008年から、紙の詰め替え容器として『ネスカフェ エコ&システムパック』を投入するなど、進化し続けるブランドとなる。今秋、新しくなった『ゴールドブレンド』を楽しんでもらうべく、『ダバダ』でおなじみのCMソングも復活させた」と語った。

 高岡二郎レギュラーソリュブルコーヒー&RTDビジネス部部長は「新キャンペーンは、今の時代に求められる“好きなことを突き詰めることで、周りや社会に好影響を与える人”を『違いをつくる人』としており、TOKIOの皆さんを起用した。さまざまな取組みを通じて、新たな価値を生み出し続ける姿が多くの人の共感を得ており、さらに多くの人を巻き込んでもらうなど、その発信力に期待したい」と意気込みを語った。

 「ネスカフェ ゴールドブレンド」は1967年に日本初のフリーズドライ製法を導入したコーヒーとしての発売以来、時代の変化とともに求められる香りや味わいを追求し、日本のコーヒー文化の発展に貢献してきた。9月1日には、徹底した時間管理と温度管理で焙煎(ばいせん)し、コーヒー豆の特徴を最大限に引き出す独自の「スターロースティング製法」を採用し、全面刷新を敢行している。

 また同ブランドは、1970年から開始した日本を代表する文化人を起用した「違いがわかる男の」キャンペーンなど、各時代において、人々の憧れとされるような生き方や価値観に焦点を当てたコミュニケーションを展開してきた。(本吉卓也)

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