寒天特集

寒天特集:日常的に寒天 需要創出へ商品多様化

水産加工 2021.01.29 12179号 08面
原藻価格の下落に業界には安堵感が広がる(伊那食品工業の展示スペース)

原藻価格の下落に業界には安堵感が広がる(伊那食品工業の展示スペース)

 「日常的に食べてもらえる寒天。こうした商品を今後、さらに開発していきたい」と話す、伊那食品工業の塚越社長。
 「コロナ禍による内食化で、粉末寒天を使った手作りデザートの手軽さ、楽しさなどが消費者に再認識されているが、こうしたシリーズ以外に惣菜的な提案商品も好評を得ている」。今期は、カットタイプの寒天と自社製造の野沢菜漬を使った『野沢菜ラー油』が直営店、オンラインショップで完売となった。
 外出自粛などの影響で「コロナ太り」も叫

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