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財務省貿易統計によると、21年の寒天用原藻(紅藻類テングサ科)輸入量は1152tで、20年より19.6%減った。ここ10年で最も少なく、「寒天ブーム」(05~06年)の反動減で1100t台だった08~09年と同じ水準にとどまった形だ。 要因は、コロナ禍で長引く需要低迷のほか、21~22年冬季前までの暖冬続きや製造業者の廃業・撤退で角・細寒天の天然製造量が減少し続けていることなど。メーカー各社とも十分な原藻在庫を持っていることから、20年以降は新規手
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伝統と先進性を併せ持つ食品の寒天。350年以上続く冬場の天然製造、豊富な食物繊維による健康機能、物性開発の進展が開く新市場など、多彩な価値を併せ持つ。 世界的な新型コロナウイルスの感染拡大から2年半、需要に大きなウエー […]
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