寒天特集2025

寒天特集:伊那食品工業 ニーズの多様化に対応 和デザート分野など期待

直営店「かんてんぱぱショップ」を強化(長野県伊那市の北丘本店)

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ぱぱな農園「野沢菜漬」

ぱぱな農園「野沢菜漬」

米澤酒造「中川村のたま子 特別純米酒 生原酒」(左)と「おたまじゃくし 特別純米酒 生原酒」

米澤酒造「中川村のたま子 特別純米酒 生原酒」(左)と「おたまじゃくし 特別純米酒 生原酒」

 世界最大の寒天メーカー・伊那食品工業は1958年の設立以来、研究開発型企業として常に寒天の可能性を追求している。塚越英弘社長は、「健康志向の高まりで寒天に対する消費者の期待は強まっており、ニーズの多様化も進んでいる。こうした期待に、しっかり応えていく」と話す。
 手応えを感じているのは、和デザートの分野だ。夏の限定商品として展開している家庭用商品の「あんみつ」は昨年、リニューアル。そのまま盛り付けできるカップ容器に変更したこともあり、売上げが伸びた。

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