ヒット商品を追う=スナック菓子、ジャックとビーノで豆ジャンル確立
昨年の菓子市場は、一部製品価格の値上げやロングセラー品の好調。また三〇〇円、五〇〇円、一〇〇〇円といった従来なかった高額商品の登場といった背景によって、まずまずの業績を確保したといっていいだろう。 《●新素材で開発》 業界全体を盛り上げるといったヒット商品が少なかったのも事実。一昨年は“ティラミスブーム”があり、洋生菓子に限らずドリンク、飴、チョコレートなどティラミス製品が一気に市場に溢れたのは記憶に新しいところ。そのような中、昨年、唯一市場の話題を大