海苔特集 中部地区 下物高騰に振り回され厳しい試練 束物で激しい競争
【名古屋】中部の海苔業界も、東西と同様、5年度産新物までは、引き続き下物の対策・対応に追われそうだ。そのなかで、中元商戦での海苔ギフトの売行きがどうなるかも、業界にとって大きな関心事になっている。 今年の海苔業界は、周知のように、下物価格の高騰に振り回されて、バタバタ来たというのが上期での実感といえる。昨年までだと、商品価値もなかった白っぽい海苔が結構な価格で取り引きされ、流通された。下物に消費が集中したことにより、下物価格の高騰を招いたわけだが、お題