不二製油は3日、「不二製油グループ環境ビジョン2030」の改定を発表した。従来の30年度CO2排出量削減目標を1.5度C水準へ改定し、新たに50年度ネットゼロ(温室効果ガスの排出が差し引き正味ゼロ)目標を設定。水使用量削減目標の改定も行った。サステナ…続きを読む
湖池屋は7月から、一部製品について価格と規格を改定する。同社ではこれまでも原材料・配送費・人件費の高騰に伴い、価格・規格改定をこれまでも段階的に実施。合理化と効率化を図ってきたが、今後もさらなるコスト増加が予想される中で、自助努力だけではコストを吸収…続きを読む
日本食糧新聞社は『漬物風物誌』(宮尾茂雄著)を発売しました。 漬物は1300年以上の歴史を持ち、ユネスコ無形文化遺産に登録された和食の「香の物」として親しまれています。本書では、漬物業界の第一人者である著者が全国の産地を訪ね歩き、現地での見聞や漬物にま…続きを読む
◆米穀業界の意見・提言 ◇全国米穀販売事業共済協同組合・山崎元裕理事長 ●変革期迎える事業環境 令和の米騒動のただ中、われわれコメ卸業界の事業環境は、変革期を迎えている。各社とも長年の、足元の相場に左右される近視眼的な思考から脱却し、長期的視野…続きを読む
◆製糖業界の意見・提言 ●プロジェクトチームを立ち上げ 3月2日、東京マラソンが開催されました。市民ランナーも含む3万8000人が東京都庁前から都内各所を巡り、ゴールの東京駅前へ駆け抜けました。大会では計15ヵ所の給水所が設置され、17km地点か…続きを読む
健康志向の高まりを受け、バランスの取れた食生活が見直されてきている。砂糖業界では、糖質は身体に悪いという誤解を払拭(ふっしょく)するため適糖生活を提唱。一方で米穀業界では、コメ余りから不足へと、大きな環境変化のただ中にあり、今後の方向性とともに、存在…続きを読む
●にじの架け橋キャンペーン実施 木徳神糧は、「全国こども食堂支援センター・むすびえ(むすびえ)」と協力し、全国の子ども食堂を支援している。店頭でコメが買いにくい状況が続くとともに、販売価格が上昇する中、子ども食堂で使用するコメが不足する危機的状況に…続きを読む
●調達の要、農業を支援 最大手コメ卸グループの神明ホールディングス(HD)は1日、「川上戦略事業本部」をスタートさせた。アグリフードバリューチェーン構築を目指し、調達の要である農業を支援する川上事業と、加工する川中事業、外食や中食など川下事業までを…続きを読む
●フードパントリー活用も アイリスオーヤマは、東日本大震災の復興支援を掲げ、精米事業に参入。これが同社の食品事業の始まりとなっている。まず、宮城県の農業法人・舞台ファームと共同出資で、舞台アグリイノベーションを立ち上げたが、今年1月にアイリスアグリ…続きを読む
●腸内環境改善で再度注目 はくばくは、白米に大麦(もち麦・押麦)、雑穀、発芽玄米を混ぜて炊飯する「おこめにプラス」を提唱している。食生活の多様化により、食物繊維摂取量が減少している現代人。特に、主食のコメに代表される穀類の消費減に伴って、水溶性(発…続きを読む