●そうめん消費の促進へ 南島原市では、そうめん産地の現状について、価格改定が定着したことに加え、いまだ商品の引き合いが堅調な分、取引価格は上昇しているという。メーカーサイドでも、若年層の意識変化から働き方改革が進み、休日の増加が目立ち始めた。結果と…続きを読む
このほど北室淳子氏が半田手延べそうめん協同組合の代表理事に就任した。先人と地域が確立した「半田そうめん」のブランドを後世に引き継ぐため、さまざまな施策を実践していく。今年の生産量は前年並みを目標とし、「入魂」ブランドで価格改定も行った。大阪・関西万博…続きを読む
昨年11月、小豆島手延素麺協同組合理事長に就任した須佐美裕一新理事長は今年の生産量を前年並みの9万箱が目標と話す。また、今年は島の光ブランドで8~12%の価格改定を行い、ひっ迫する製造コストを緩和。生産者に適正な利益の確保を促していく。昨年稼働を始め…続きを読む
今年度の淡路島手延べそうめんは5000箱前後の生産量となりそうだ。前半は風邪の流行が生産に影響を与えたものの、後半にはリカバリー。主力商品「淡路島ぬーどる」は年々人気が高まり、「淡路島ぬーどるプロジェクト」も16年目を迎える。直近のトピックスは、大学…続きを読む
●生産力向上で増産進む よし井では、シュリンクするギフトニーズを補うべく、自家需要ニーズに向けた商材の展開に力を入れている。 同社はこれまで木箱中心であったギフトパッケージに化粧箱仕様のバリエーションを加えた。従来、ギフトを贈られる側として過剰な…続きを読む
●「むぎくらの麺」も人気 巽製粉は今夏の新商材として「麦坐(むぎくら)国産原料限定使用 三輪素麺」の個包装版と、「麦坐 国産原料限定使用 三輪素麺 三輪の恵 細づくり」を展開する。ともに引き合いは上々といい、同2品を含め、同社が次代の柱として成長を…続きを読む
●社員のスキルアップ実感 池利は今年で創業175年を迎える三輪地区の大手企業で、奈良県三輪素麺工業協同組合からの購入および自社工場で生産したそうめんを主に販売する。同社の池田利一会長は奈良県三輪素麺販売協議会の会長であり、業界の発展のためにも活動。…続きを読む
●第3工場は順調に稼働中 三輪そうめん小西は昨年の12月、「奈良こども食堂ネットワーク」に協力し、賞味期限が近くなったそうめん、うどん、そばなどの商品を合計約1000食分提供した。「廃棄するのではなく、誰かの役に立つため活用したい」との思いで企画に…続きを読む
●業務用商材へ注力 マル勝高田商店では増産体制の構築が進んでいる。この数年、増産のためさまざまな取り組みを行い、全体で従来比約1.3倍の生産能力となった。さらに、数年以内に次の新工場の稼働を計画し、大幅な増産を目指す。背景には、手延べそうめんの生産…続きを読む
奈良県三輪素麺販売協議会の会員各社で増産体制が構築され、数年前から進めてきた取り組みがようやく形になってきた。産・官・金の連携もより内容のあるものになっており、三輪そうめんをPRする新イベントの企画や後継者不足などの課題解決を図っている。今後もイベン…続きを読む