コメビジネス最前線特集:有力卸動向=京山 産地偽装の疑い晴れる

 JAグループ京都のコメ卸は、京都産米の扱いに強みをみせ、滋賀県産へと広げている。ただ2月、国産米に中国産米を混入したとする京山の産地偽装疑惑が、週刊ダイヤモンドに報道され、試練に遭遇した。だが、農林水産省が立ち入り検査を行った結果、6月に疑いが晴れた。  同社は「記事の風評被害で売上げが半減する。実損害額は10億円を超える」と主張。「断固戦う」姿勢を明らかにし、同誌を相手取り、損害賠償・名誉回復の措置を求め提訴。民事訴訟は係争中で、今後刑事告訴する考

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