FABEX関西2022

◆FABEX関西2022:満足度高い商談に多数成約も ウィズコロナの新ビジネス発信

総合 2022.09.26 12471号 04面
ウィズコロナの新ビジネスを求めてにぎわう会場

ウィズコロナの新ビジネスを求めてにぎわう会場

 業務用食品・食材、機器、容器の総合見本市「FABEX関西2022」の記念すべき第10回が7~9日、大阪市住之江区のインテックス大阪6号館Bで開催された。主催は日本食糧新聞社で、新時代に対応する商材やサービス、情報を求める来場者で、会場はにぎわいを見せた。来場者は3日間で2万7079人に上り、前年より2901人増加。出展社数は前年より57社増えて341社、小間数も119小間多い521小間に上り、ウィズコロナ時代の新ビジネスに対する関西食品マーケットの熱意を物語っていた。(佐藤路登世)

 ●次回は23年10月11~13日開催

 同展は「第10回ファベックス関西2022」「第10回関西デザート・スイーツ&ベーカリー展」(主催=協同組合全日本洋菓子工業会、共催=全国和菓子協会・全日本パン協同組合連合会)、「第6回地域食品ブランドフェア」「第4回カフェ&ドリンクショー関西2022」「第2回大阪グローバルフードショー」の5展合同で開催。次回は23年10月11~13日、インテックス大阪1~2号館で開催予定だ。

 出展者は多彩な提案を行い、来場バイヤーの間でビジネスマッチングを繰り広げた。中でも予約商談を行うバイヤーズデスクでは、流通企業中心に36社と275件の商談が行われた。

 バイヤーの具体的な声として、「普段あまり目にすることがない商材と出合えた」「代替肉などグレードの高さに驚いた」「通常接触しないメーカーとの出会いが新鮮だった」「多種多様な商品があり、魅力的」といった出会いを評価する声に加えて、「具体的な商談となり、成約に至りそう」「あらかじめ下調べしてきてもらい、話が早かった」「現状の問題点につながりそう」など、おおむね満足度は高く、「商材や価格の見直し機会を得た」という声も出ていた。

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