コメ不足、輸出用・米粉原料に影響 需要満たす生産量確保を

 過剰から不足へと急速に変化する日本のコメ。端境期の昨年8月、売場からコメが消え、新米が出て解消したものの年明けもまだ価格高騰が続き、令和の米騒動に終止符は打てない。これが、順調に拡大中の日本米海外輸出や米粉などの原料米にも影響するのは必至で、コメ余り対策としての政策を見直して、需要を満たす生産量の確保が待ったなしだ。
 中でも輸出用米は、新規需要米のうちの「新市場開拓米」として、国から手厚い助成を受け、毎年生産量を拡大してきた。これに伴い輸出量も大き

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