木徳神糧、12月期は原料調達力など強化 中期3ヵ年計画へ布石
調達難や価格高騰などコメを巡る環境に不透明感が増す中、有力コメ卸の木徳神糧は今期(12月期決算)、生産にまで踏み込んだ原料調達力強化や、自社ブランドの再構築、ビジネスチャンスを迎えるグローバルビジネスへの拡大に取り組み、次期スタートする中期3ヵ年計画(26~28年度)の布石を打つ。
同社は年間35万8000t(24年)を扱う中で、JAグループからの調達が約8割を占め、大手卸の中で最も高比率となっている。だが24年産米に関して、産地の集荷競争激化を受