タカナシ乳業、LGG乳酸菌併用投与で新知見 極低出生体重児の腸内細菌多様性高める
タカナシ乳業は長岡赤十字病院との共同研究で、ビフィズス菌と「LGG乳酸菌」の併用投与が極低出生体重児の腸内細菌の多様性を高めることを明らかにした。今回の結果を受け今後は新生児の食物アレルギーや脳の発達などを長期的に調べ、「LGG乳酸菌」の影響を引き続き調査する予定。研究成果は10月17~20日まで開催した第10回欧州小児科学会議で発表した。
出生時の体重が2500gに満たない新生児を低出生体重児、その内1500g未満の新生児を極低出生体重児と呼ぶ。