●コショウは軟化傾向続く 現在のスパイス原料相場はマレーシア産コショウやインドネシア産ナツメグ、インド産ターメリックは安定した価格を形成している。一方でイラン産クミンシード、グアテマラ産カルダモンは上昇基調となっている。特にイラン産クミンシードは18年産の減産で新物は急激に上昇。さらに現在は米国の経済制裁が強化されたことでイラン産クミンシードの調達が困難となりつつある。またこの影響はイラン産のサフランなどでも懸念される。
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スパイスを取り巻く環境は全体として好調に推移しているといえる。家庭用と業務・加工用に共通するのは、コショウなど主要スパイスの原料価格安定と「しび辛」や薫製など新たな動きによる裾野の拡大だ。家庭用はチューブタイプに大きな […]
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