県内で生産された農産品を使用したメニューで地産地消を促す(写真はメニューの一例)
地元の学校給食の安定的な供給を支える給食センター(静岡市葵区)
食料品を含む生活必需品の値上げが相次ぎ、子どもの貧困が注目され、学校給食の重要度は増している。ただ、配送や人材、設備などで問題が表面化し、安定供給が疑問視されている。そのような中、静岡県学校給食会は県全体で地産地消を促すなど、県下の学校給食を力強く支えている。2015年、県下一斉に学校給食のパンを国産小麦100%(北海道・静岡県)に切り替えて話題を呼んだ。公益財団法人静岡学校給食会の小野田豊理事長に話を聞いた。