阿部幸製菓の20年は、投資による経営基盤の強化とM&Aによる新たな事業開拓に挑戦していく。今年秋にはフライ工場を増設。また、一昨年7月に新潟市の素井興食品工業をグループ化したことで、米菓以外の商品展開も可能にし、今後も新たな相乗効果を狙い可能性を探る。今年も好評の「柿の種オイル漬け」第3弾商品「だし醤油仕立て」を発売するなどして、今期前年超えを目指す。 19年12月期は、ほぼ前年並みの売上高60億円、利益も堅調。同社は業務用柿の種が主軸だが、バルク
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19年度(19年4月~20年3月)の米菓市場は生産金額ベースで、ほぼ前年並みの2800億円前後で着地しそうだ。食品需給研究センター調べの1~12月生産量は0.1%の微増で着地し、家計調査の1~12月でも1.9%増。また […]
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