原信やナルスでは観光地や生産者、メーカーなどの支援のために販路拡大支援として店舗で「広げよう支援の輪がんばろう!日本。」として新規に約150社の商品を販売するなど社会貢献にも積極的に取り組む
アクシアルリテイリングの直近までの業績は異常値が続いている。既存店ベースの売上高が、2~3月には前年比5%を超えていたが、4月7日の緊急事態宣言から5月14日の解除まで同10%を超える水準となった。これは、04年の中越地震被災後に原信の店舗再開が早かったためにはねた数字と同水準。4日の決算会見で「一種の災害状況下にある」(山岸豊後専務取締役)という認識を示し、通期見込みは修正しない意向だ。(山本大介)