フランス調理師協会、海外初の日本支部スタート、正しいフランス料理普及へ
フランス調理師協会日本支部(東京都港区、電話03・3406・3675)は5月28日、ホテルニューオータニでフランス調理師協会日本支部設立の記念式典を開催した。
一六〇年の歴史を誇るフランス調理師協会は、フランス政府の保護のもとフランスの法令に基づき運営される全国組織の調理師団体。これまで、フランス法令に基づき海外支部の設立と会員加入は不可能だった。しかし正しいフランス料理の全世界普及のため国外のフランス料理人との連携を深める方針を打ち出し、新たにフランス国内で適用される法律面を除外した友好関係と技術交流に重きをおいた「国際会員制度」を設けた。
その第一弾として、「フランス調理師協会・日本支部」が設立され、本格的活動のスタートとなった。
会員は、各界著名人や財界人から選出した名誉会員と日本を代表する技術・人格ともに優れた料理人から選出した特別会員で構成。今後は、日仏合同の料理コンクール、講習会、若き料理人の両国での相互研修、短期就職制度などを企画している。
式典では、ラオル・ガイガフランス調理師協会会長が「フランス料理の世界的普及と伝統的なフランス料理を正しく伝えるために『国際会員制度』を設立。その第一歩として日本支部が誕生した。双方のフランス料理人の交流により正しいフランス料理の発展が果たせるよう願いたい」と日本支部への期待を込めてあいさつ。続いてジャッキー・フレオン事務局長をはじめ舛添要一日本支部名誉会長、岡田ナディーヌ事務局長が、それぞれ新しく発足する会への熱き思いを語った。
最後に名誉会員と特別会員の紹介。日本のフランス料理人代表の北岡尚信シェフ、在日フランス料理人代表フィリップ・バットンシェフら「フランス料理の仲間意識を盛り上げるためでなく、より多くの人にフランス料理を深く理解してもらえるようさまざまな活動を展開したい」と意欲満々のあいさつをし、会を締めくくった。














