アパレルに学ぶ盛り付けのヒント:久々に売れたロングコート
●デザイン豊富で春にも
すっかり春らしくなってきましたが、皆さんは今冬、コートを買いましたか? この冬のアパレル業界の話題は、レディス専門店で久しぶりにウールのロングコートが健闘したことが挙げられます。毎年、一定の需要はあるものの、ここ数年は気候変動の影響で、ショート丈からミドル丈が主流でした。しかし、気候が読みにくい中でもロングコートを揃えた店が当たった格好で、春もロングコートの傾向が見られます。
今季は戦略的にアウター(重衣料)を強化した店が多かったのが特徴です。一気に冷え込むなど寒波による需要や気分をとらえ、「様々なデザインが売れた」と見られます。中でも、ロングコートの復活が目立ちました。
ユナイテッドアローズ渋谷スクランブルスクエア店は、ロングとミディアム丈のウールコートが好調でした。「スタンドカラーや襟にレザーを配したデザインが好評で、セール前から売れ行きが良かった」そうです。
アダム・エ・ロペアトレ恵比寿店は、10万円以上のロングコートがよく動きました。「オーラリー」や「エモエレ」といった上質なブランドを中心に、リバー仕立てのコートが売れました。「セールになったタイミングでコートを探していた人にはまった」と見られます。
ドゥーズィエムクラスルミネ有楽町店でも、売れ筋の一つがウールコートでした。
(繊研新聞社 取締役編集局長 若狭純子)













