キーマンが語る長野県のシードル産業
ワインに続き、長野県で新産業が生まれている。リンゴを発酵させたお酒「シードル」だ。リンゴ生産ナンバーワンの青森県、2位の長野県をはじめ、北海道、福島県、秋田県、群馬県、岡山県など日本国内で醸造所が新たに誕生し、原料のリンゴを供給した委託生産が活発化している。中でも、長野県はワイナリーを目指す移住者が増えるなど、果樹生産とその活用が注目されている。長野県をシードル生産の拠点とし、世界に誇るJAPAN CIDER発信を目指すキーマンに、3回にわたってシードルの魅力と可能性を聞く。(山田由紀子)
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キーマンが語る長野県のシードル産業(上)新規性のあるシードルは有望
酒類 2019.05.20ワインに続き、長野県で新産業が生まれている。リンゴを発酵させたお酒「シードル」だ。リンゴ生産ナンバーワンの青森県、2位の長野県をはじめ、北海道、福島県、秋田県、群馬県、岡山県など日本国内で醸造所が新たに誕生し、原料のリンゴを供給した委託生産が活発化し…続きを読む
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キーマンが語る長野県のシードル産業(中)リンゴだらけの地の利生かす
酒類 2019.05.22シードル市場はアルコール全体の0.03%程度という。後藤高一喜久水酒造取締役商品本部長(5月20日付5面に既報)では、同社がシードル製造に着手した年に「国際りんご・シードル振興会」を設立し、趣旨に賛同するメンバー6人とシードルの普及活動を開始。泡もの…続きを読む
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キーマンが語る長野県のシードル産業(下)世界発信できる全国区産業に
酒類 2019.05.24廃校となった小学校校舎の職員室を活用して、シードルの醸造所「林檎学校醸造所」を開業し注目を浴びている北信五岳シードルリー(上水内郡飯綱町)。代表取締役CEOの小野司氏は、2018年2月14日に中小企業庁が実施した「第5回全国創業スクール選手権」で最高…続きを読む