ワイン特集

酒類 2019.12.06
ワイン特集

 フランス産ワインの輸入量が今年、首位のチリ産を上回る可能性が出てきた。仏産のボトルワイン(スパークリングを除く)の輸入が今年に入り急増。2月に発効した日欧経済連携協定(EPA)で欧州産の関税が撤廃されたためだ。市場をけん引してきたチリ産の減速が止まらず、国内ワイン市場全体で見ると年間では前年割れで着地する見通し。20年はチリ産へのテコ入れが進みそうだ。(岡朋弘)