新技術・食品開発賞特集

調味料 2021.02.18
新技術・食品開発賞特集

 日本食糧新聞社制定、令和2年度「第34回新技術・食品開発賞」選考委員会が20年12月1日、食情報館で開催された。ノミネートされた有力候補を対象に厳正かつ慎重な審査が行われ、受賞商品が決定した。
 コーンスターチやデキストリンなどの固結防止剤を用いなくても50日間以上固結しない粉糖「粉糖初雪 純糖タイプ」(上野砂糖)、固形ルウと調味料粉末を混合粉砕することで粉粒状カレールウの製造を可能にしたパウダールウ製法の「本挽きカレー(中辛・辛口)」(エスビー食品)、豆腐を原料としたプラントベース新素材の「ソイルプロ そぼろタイプ」(ニップン、オーケー食品工業)、すっきり飲みやすいこれまでにない酸性タイプの乳タンパク質飲料「ザバス MILK PROTEIN」シリーズ(明治)、ヨーグルト市場で初めて「目や鼻の不快感を緩和する」機能性表示食品となる「乳酸菌ヘルべヨーグルト ドリンクタイプ」(雪印メグミルク)、金型冷却プレス法でシェルの厚さを揃え食べ心地を揃えた「ラミー」(ロッテ)の6品を満場一致で決定した。