ビーフン特集
「8月18日はビーフンの日」–最大手ケンミン食品が、普及を願い制定した。コロナ禍でこの日に向けたイベントは実施できないものの、巣ごもり需要とエスニックブームを追い風に、市場は盛り上がりを見せ、普段から多様な仕掛けを行っている。まず、野菜との好相性を切り口に、青果という新たな売場を創造するため、専用商品として今春「VEGE BE-FUN カット野菜とチンする焼ビーフン」を発売。今秋には「サラダフォー」を追加し、生鮮連動販売をさらに積極化する考えだ。さらに、海外も視野に、拡大するグルテンフリー市場獲得を目指し、ラーメンに代表される多様なライスヌードル事業への参入を予定している。その一方で地方にも着目し、各地の食材を使った商品開発で地域応援を掲げる「47都道府県ケンミン焼ビーフン」プロジェクトも、近く第4弾が発売される計画という。詳細を紹介する。(佐藤路登世)
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◆ビーフン特集:多様な仕掛け 海外から地域まで
農産乾物 特集 2021.08.11「8月18日はビーフンの日」--最大手ケンミン食品が、普及を願い制定した。コロナ禍でこの日に向けたイベントは実施できないものの、巣ごもり需要とエスニックブームを追い風に、市場は盛り上がりを見せ、普段から多様な仕掛けを行っている。まず、野菜との好相性を…続きを読む
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ビーフン特集:生鮮連動販売が成果 野菜関連とのコラボで
農産乾物 特集 2021.08.11野菜と好相性のビーフン。ケンミン食品では、旺盛な内食需要を追い風に、健康志向や調理時短のキーワードで、野菜との関連販売を積極化している。具体的には今春、専用商品「VEGE BE-FUN カット野菜とチンする焼ビーフン(ベジビーフン)」の発売を機に、生…続きを読む
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ビーフン特集:市場動向=エスニックブーム追い風に
農産乾物 特集 2021.08.11ビーフンに代表される米めん需要が順調に拡大している。市場の目安となる財務省貿易統計によると、20年のコメが主原料のめん輸入量は、前年比11.8%増の8464tに上った。月ごとに見ると、3月同24.3%増、5月同11.5%増と、休校の影響で麺類全体の需…続きを読む
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ビーフン特集:ケンミン食品 内外グルテンフリー市場獲得へ ライスヌードルなど…
農産乾物 特集 2021.08.11●ライスヌードルなど新事業展開 国内外グルテンフリー市場獲得を目指し、ケンミン食品がライスヌードル事業に乗り出す。目下、東日本の冷凍食品生産拠点フジケンミンフーズ(静岡県藤枝市)に7大アレルゲンフリー製造ラインを設置中で、今秋にも乾めんとスープをセ…続きを読む
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ビーフン特集:ケンミン食品 「サラダフォー」野菜不足分約80g摂取できる設計
農産乾物 特集 2021.08.11ケンミン食品は9月1日、「SALAD PHO(サラダフォー)~サラダと食べるフォー~」=写真=を発売する。 熱湯を注いで湯戻ししたフォーにカットサラダをトッピングするだけで、簡単においしく、野菜が摂取できるのが特徴だ。また味も本格派で、同社が70年…続きを読む
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ビーフン特集:ケンミン食品 簡単・便利なグルテンフリー「フォーくるくるボール…
麺類 特集 2021.08.11ケンミン食品は9月1日、「フォーくるくるボール」=写真=を発売する。北米最大のグルテンフリー認証機関「GFCO」の認証を取得している。希望小売価格150円(税抜き)。 コロナ禍で「おうち時間の増加に伴うメニューのマンネリ化や食事作りの負担が増えてい…続きを読む