即席味噌汁特集2023
三省堂が発表した「今年の新語2022」の大賞に「タイパ」(タイムパフォーマンス)が選出されるなど、生活者の「時短」志向が顕著になっている昨今、即席味噌汁は簡便・即食ニーズをとらえ、市場は順調に成長している。(菅田一英)
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◆即席味噌汁特集:ニーズとらえ順調に成長 新需要創出へ商品開発やプロモーショ…
スープ 特集 2023.04.17三省堂が発表した「今年の新語2022」の大賞に「タイパ」(タイムパフォーマンス)が選出されるなど、生活者の「時短」志向が顕著になっている昨今、即席味噌汁は簡便・即食ニーズをとらえ、市場は順調に成長している。近年はフリーズドライ(FD)タイプの商品に勢…続きを読む
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即席味噌汁特集:22年市場規模 1.4%増の696億円 フリーズドライ好調
スープ 特集 2023.04.17マーケティングリサーチ会社のインテージによると、22年(1~12月)の即席味噌汁市場は696億円(21年比約1.4%増)に拡大し、引き続き過去最高を更新した。単身世帯や共働き世帯の増加とともに個食、簡便需要の高まりが継続している。22年特有の事情とし…続きを読む
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即席味噌汁特集:今春新商品 コンセプトさまざま 具材や味噌にこだわり
スープ 特集 2023.04.17今春もさまざまなコンセプトの新商品が発売されており、各社の強みを生かした即席味噌汁が売場に並んでいる。 アサヒグループ食品は、「アマノフーズ」ブランドの主力「いつものおみそ汁」シリーズから春夏限定で「いつものおみそ汁 桜えび8食セット」「同 四季の…続きを読む
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即席味噌汁特集:POS&レシートID 永谷園・アサヒ・マルコメ3強
スープ 特集 2023.04.17●ハナマルキ・神州一も存在感 日本食糧新聞社が代理販売するPOSデータ(KSP-SPが独自に集計した全国約980店舗から構成されたデータ)を分析し、コロナ禍3年目の2022年通期(1~12月)の即席味噌汁・お吸い物の売上げランキングを作成した。21…続きを読む
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即席味噌汁特集:永谷園 粉末FD拡充 冷やし味噌汁提案
スープ 特集 2023.04.17永谷園は好調な粉末フリーズドライ(FD)を拡充する。昨秋から「FDあさげ」「FDひるげ」「FDゆうげ」を袋包装から8袋入り箱パッケージにリニューアル発売。熱風乾燥では実現できない豊かな味わい、使い勝手の良さなどで好評を博している。今春からは「FDあさ…続きを読む
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即席味噌汁特集:マルコメ 主軸に「FD顆粒みそ汁」
スープ 特集 2023.04.17フリーズドライ(FD)の「顆粒みそ」をペースト、液状に続く「新たなスタンダード」(同社)として訴求するマルコメ。即席味噌汁カテゴリーも、「FD顆粒みそ汁」シリーズを主軸に据え、需要拡大を目指す構えだ。 細かくカットした味噌を真空凍結乾燥させる独自製…続きを読む
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即席味噌汁特集:アサヒグループ食品 FD発売40周年に 売上げ7%増目指す
スープ 特集 2023.04.17「アマノフーズ」ブランドのFD製品を展開するアサヒグループ食品の22年12月期のFD味噌汁カテゴリー販売実績は、前年比2%増の167億円となった。3月にツイッターフォロー&リツイートキャンペーンを実施したほか、11月に人気女優(松岡茉優)を起用したT…続きを読む
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即席味噌汁特集:ひかり味噌 味噌の自然なうまみ尊重
スープ 特集 2023.04.17「付加価値型味噌への転進」(林善博社長)に取り組んでいる、ひかり味噌。即席味噌汁は、主力NBで「化学調味料を極力使わず、自分たちの味噌が持つ自然のうまみを尊重する」(林善博社長)戦略を打ち出す。 今期は、全国各地で親しまれている「ご当地味噌の飲み比…続きを読む
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即席味噌汁特集:ハナマルキ 「すぐ旨カップ」拡販へ新パッケージ
スープ 特集 2023.04.17ハナマルキの22年の即席味噌汁カテゴリーの売上げは21年並みとなった。消費者から味、簡便性で高い評価を受けている「すぐ旨カップみそ汁」シリーズが引き続き好調で、21年比で2割強の伸長となった。3月から新パッケージデザインで販売しており、さらなる拡販に…続きを読む
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即席味噌汁特集:神州一味噌 「おいしいね!!」浸透図る
スープ 特集 2023.04.17神州一味噌は、即席味噌汁が全社売上げの6割以上を占めており、22年は21年比約7%増と堅調に推移した。22年春に3食シリーズとNBカップを「おいしいね!!」ブランドに統一しており、さらなる浸透を図る。また、昨年の「おいしいね!! とん汁」「同 コクが…続きを読む