今日は何の日

11月18日。今日はカスピ海ヨーグルトの日

日本にカスピ海ヨーグルトをもたらしたといわれる家森幸男京都大学名誉教授と、カスピ海ヨーグルトを製品化したフジッコ株式会社が制定。2006年11月18日にカスピ海ヨーグルトの純正種菌の頒布活動が100万人に達したことに由来する。

「不味い」と言われていたヨーグルト

かつて、発酵乳、乳酸菌飲料は 「健康食ではあるが不味い」といわれていた。しかし今日では「美味しくて、健康と美容によい簡便食」として朝食、昼食、スナック食として消費が伸び市場規模を拡大している。 わが国では戦後まで乳製品は食生活に馴染みがなく、食の洋風化が進むとともに一般に普及してきた。近年、わが国研究者の間で乳酸菌の「機能性(プロバイオティクス)」についての本格的な研究がなされるようになった。とくに腸管内の腸内細菌と発酵乳、乳酸菌飲料の乳酸菌やビフィズス菌などの機能性関連が論議、研究発表がなされており、さらに、最近では腸管免疫系や全身免疫系に影響 を及ぼしているという研究も多くなってきている。消費拡大の要因は近年の健康志向の高まりから、発酵乳、乳酸菌飲料発酵に用いられる乳酸菌がもつ機能性(プロバイオティクス)の訴求効果と、発酵乳、乳酸菌飲料の品質(とくに風味)の向上である。この数10年間、わが国のメーカーの努力により独自に発見・ 培養・改良された乳酸菌を使用して製造される発酵乳や乳酸菌飲料などの品質改良が進み日本人が好む風味の発酵乳の生産を可能にした。

(日本食糧新聞社『食品産業事典 第九版』(引用箇所の著者:一般社団法人 全国発酵乳乳酸菌飲料協会 森田邦雄))

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