今日は何の日

5月15日。今日はヨーグルトの日

5月15日は株式会社明治が制定したヨーグルトの日。ヨーグルトに含まれるブルガリア菌が老化予防に役立つことを発表したイリア・メチニコフ博士の誕生日が1845年5月15日であることにちなむ。

清涼飲料 今日のキーワード: ヨーグルト

使用乳酸菌が制限されていたヨーグルト

わが国において、発酵乳が商品として販売されたのは文明開化の明治20(1887)年代。整腸効果をうたい「凝乳(ぎにゅう)」、 あるいは「滋養食品ケフィール」など、乳酸菌飲料状の乳加工品が販売されていた。

法令による規制を見てみると、昭和7年。「清涼飲料水営業取締規則」の一部が改正され、牛乳または乳製品を原料とする酸性飲料を新たに清涼飲料水に追加し、乳酸菌飲料に近いものが初めて規制された。

牛乳または乳製品を原料とする酸性飲料とは牛乳または乳製品を乳酸発酵させたものを原料として加え、あるいは牛乳または乳製品のほかクエン酸等の他 の酸類を加えて著しく酸味を呈するようにした飲料である。

その後、食品衛生法において昭和23年、発酵牛乳として規制され、同25年、はっ酵乳として成分規格が無脂乳固形分3.0%以上と決められた。乳酸菌飲料に ついては昭和32年に規定された。

同36年には、はっ酵乳および乳酸菌飲料の成分規格に乳酸菌数または酵母数の規格を設け、発酵乳については1cc当たり1,000 万個以上、乳酸菌飲料については100万個以上とした。 また、使用乳酸菌がブルガリクス桿菌、アシドフイルス桿菌、 乳酸球菌(Streptococcus lactis)およびサーモフイルス球菌 (Streptococcus thermophiles)の4菌種に限定され、これ以外については厚生大臣の承認を受けなければならなかった。なお、 使用乳酸菌の制限は同43年に廃止されている。

同44年に現在の規定が設けられている。

(日本食糧新聞社『食品産業事典 第九版』(引用箇所の著者:一般社団法人 全国発酵乳乳酸 菌飲料協会 森田邦雄))

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