育児用調製粉乳・ベビーフード特集2025

育児用調製粉乳・ベビーフード特集:生産・消費=過去最少出生で縮小軌道

乳幼児食品 特集 2025.03.19 12907号 10面
表1 育児用調粉の生産、輸出数量、国内向け生産量ならびに出生数の推移 

表1 育児用調粉の生産、輸出数量、国内向け生産量ならびに出生数の推移 

表3 妻の初婚年齢と第1子出生時の母の平均年齢

表3 妻の初婚年齢と第1子出生時の母の平均年齢

表4 婚姻数と1年後の出生数との相関

表4 婚姻数と1年後の出生数との相関

 厚生労働省が2月27日に発表した「人口動態統計(速報値)」によると、24年1~12月の出生数(外国人を含む実需ベース)は、72万0988人。前年比5.0%減となり、9年連続で減少。この10年間で約30万人減となり、過去最少の出生数となった23年を更新し、まさに「異次元の少子化」の状況だ。
 出生数と婚姻数の相関を見ると、23年の婚姻数に対する24年の出生数の割合は、1.52と盛り返しがみられたが、晩婚化・晩産化の流れは続く。24年も、婚姻数は2年連続

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