大阪・関西万博で提供の「たまごサンド」(左)と「カスタードシュー
●「発芽環境制御による新規大豆(植物種子)タンパク質素材の開発の未来」 SprouTx・落合孝次CEO(熊本大学薬学部先端薬学教授)
「未来の食」として注目を集めたプラントベース食品は、いま大きな転換期を迎えている。2019年の米ビヨンドミート社によるNASDAQ上場に象徴されるように、プラントベース食品は20年前後に世界的な注目を集め、日本においても「肉の代替」としての製品が一気に広まった。しかしその熱気はここ数年で次第に落ち着きをみせている。価