国産・日本ワイン特集
国産ブドウだけを使い国内で造る「日本ワイン」の存在感が増している。18年施行の新表示ルールを機に、小売店では売場構築が進む。国内ワイン市場が伸び悩む中、ワインユーザーの裾野を広げる原動力として期待が大きい。一方、10月の消費増税と20年のワイン増税により、消費が落ち込みかねないと身構える声も多い。(岡朋弘)
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◆国産・日本ワイン特集:日本ワイン、存在感増す ユーザーの裾野広げる原動力に
酒類 特集 2019.06.05国産ブドウだけを使い国内で造る「日本ワイン」の存在感が増している。18年施行の新表示ルールを機に、小売店では売場構築が進む。国内ワイン市場が伸び悩む中、ワインユーザーの裾野を広げる原動力として期待が大きい。一方、10月の消費増税と20年のワイン増税によ…続きを読む
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国産・日本ワイン特集:国分グループ本社 和食との好相性訴求、「JWINE」強…
酒類 特集 2019.06.05国分グループ本社は19年、日本ワインのプライベートブランド「JWINE」の販売を強化する。和食ブームを追い風に、日本ワインと和食の相性提案に力を注ぐ。日本ワインへの消費者の理解・認知度アップも課題と位置付け、生産者と一体となった売場構築を急ぐ。ブラン…続きを読む
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国産・日本ワイン特集:主要メーカー動向=メルシャン 間口拡大が重点課題
酒類 特集 2019.06.05●国産ワインの新たな飲用機会を創出 メルシャンは19年、国産ワイン事業で飲用機会の創出を戦略の柱に据える。間口拡大を重点課題と位置付け、新商品を相次ぎ投入する。 日本ワイン事業は、旗艦ブランド「シャトー・メルシャン」の海外評価を高め、国内消費の拡…続きを読む
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国産・日本ワイン特集:主要メーカー動向=アサヒビール 「無添加ワイン」好調
酒類 特集 2019.06.05●高まる安全・安心志向 アサヒビールが3月に発売した国内製造ワイン「酸化防止剤無添加のやさしいワイン」が好調だ。安全・安心志向の高まりをとらえ、順調に販売を伸ばしている。日本ワインの旗艦ブランド「サントネージュ」は、20年の東京五輪のオフィシャルワ…続きを読む
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国産・日本ワイン特集:主要メーカー動向=サッポロビール 競合他社と差別化を
酒類 特集 2019.06.05●グランポレール4産地を揃え、情報発信 サッポロビールは19年、日本ワインの旗艦ブランド「グランポレール」の情報発信を強化する。日本列島を縦断する4産地のワインを揃える多様性を強みに、競合他社との差別化を図る。ブランドの物語性を前面に打ち出し、さら…続きを読む
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国産・日本ワイン特集:主要メーカー動向=キッコーマン 2ブランドを拡販の柱に
酒類 特集 2019.06.05●「GI」シリーズと「酵母の泡」 キッコーマンは19年、2月発売の日本ワイン「GI Yamanashi」シリーズと「酵母の泡」の2ブランドをワイン戦略の柱と位置付け、販売拡大を図る。日本固有のブドウ品種「甲州」と「マスカット・ベーリーA」を使った商…続きを読む