鈴木太店長　成澤義孝農産マネージャー（左）と

アスパラガス売り場ではBBQのレシピが紹介されていた

きゅうり売り場でジャバラ切りの見本を手にするのは、コミュニティー社員の小野喜久世さん。お店の強い味方だ

ギフト売り場には季節感あふれるフルーツの盛り合わせなど、高級感漂う商品が並ぶ

トマト売り場には生産農家の皆さんの写真とコメントを使ったPOP

お客さまに好評だった「ゆかり」を使った試食の模様

　◆めざすのは「毎日行きたくなるお店」

　イオン仙台中山ショッピングセンターはJR仙台駅から車で約20分の距離にあり、約50の専門店とイオン仙台中山店で構成されています。当店から車で15分の圏内には約4万8000世帯、約10万6000人の方がお住まいです。

　来店されるお客さまは、50代から70代までの、アクティブシニア世代が中心ですが、最近では、この世代のお孫さんに当たる10代から20代も増えています。

　当店ではアクティブシニア世代をメインターゲット、ファミリー世代をサブターゲットにしたお店作りを心がけています。めざしているのは「毎日行きたくなるお店」。夏場にはバーベキュー関連商品といったように、季節を感じていただける情報発信に努めています。

　●野菜を使った調理見本も

　野菜売り場では金・土・日曜日に、野菜を中心に野菜売り場で扱っている商品を使ったレシピを掲示したり、調理見本を並べたりしています。コミュニティーの皆さんが、自発的にメニュー作りに取り組んでくれているのが大きな特徴です。メジャーなメニューから季節感を前面に出したメニューまで、お客さまに喜んでいただけるメニューを提案できるのは、お店としても非常に心強いです。先日も「きゅうりのジャバラ切りの作り方」をブラックボードで紹介しました。

　4月には三島食品さんとのコラボで「ゆかり」「あかり」「かおり」を使った「カラフル粉ふきいも」を店頭で実演して好評でした。

　●ギフト用フルーツの盛り合わせが人気

　果物では1500円台のギフト用フルーツ盛り合わせが売れ筋で、季節ごとに果物を3、4品入れ替えて季節感を出しています。

　主に40代から70代のお客さまにお買い求めいただいていますが、現状に満足せず、さらに喜んでいただけるよう、ブラッシュアップに努めたいと思います。