海外ブランドビール特集
海外ブランドビール市場は20年上期、新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けながらも、EC(電子商取引)や飲食店での持ち帰り販売が進むなど、新しい動きが生まれている。第2波への懸念を含めコロナ禍の余波が続く中、消費回復の起爆剤にできるか。下期に向け業界各社の手腕が試される。(丸山正和)
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◆海外ブランドビール特集:EC・持ち帰りなど厳しい中にも新潮流
酒類 特集 2020.06.24海外ブランドビール市場は20年上期、新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けながらも、EC(電子商取引)や飲食店での持ち帰り販売が進むなど、新しい動きが生まれている。第2波への懸念を含めコロナ禍の余波が続く中、消費回復の起爆剤にできるか。下期に向け…続きを読む
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海外ブランドビール特集:「バドワイザー」をライフスタイルブランドへ
酒類 特集 2020.06.24アンハイザー・ブッシュ・インベブ・ジャパンは今年から「バドワイザー」で新たな若者文化支援策をスタートさせた。昨年の「BUDX(バドエックス)」で示した思いを引き継ぎつつ新型コロナウイルスの感染拡大で苦況に立つ多様な表現者に発信の場を与える新しい取組み…続きを読む
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海外ブランドビール特集:キリンビール 「ハイネケン」秋以降仕掛け続々
酒類 特集 2020.06.24●自宅でも外飲み感 キリンビールは国内ライセンス生産の「ハイネケン」をはじめ、アイルランド産「ギネス」、米国の老舗クラフトブランド「ブルックリンラガー」を展開する。 主力の「ハイネケン」は、巣ごもり消費が増える中、外飲みの雰囲気を自宅でも感じられ…続きを読む
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海外ブランドビール特集:小西酒造 好調続く通販に注力
酒類 特集 2020.06.24●ベルギー産高付加価値品訴求も 【関西】小西酒造が輸入販売を手掛ける海外ブランドビールは、約8割をベルギー産が占める。ドイツやイギリスなどヨーロッパ諸国も合わせると、定番58SKUに上る。 19年の海外ブランドビール全体の販売数量は、前年比約15…続きを読む
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海外ブランドビール特集:アサヒビール 新たな価値高める「ウルケル」
酒類 特集 2020.06.24●缶をスポット展開 アサヒビールは18年からチェコ産の「ピルスナー・ウルケル」、イタリア産「ペローニ・ナストロアズーロ」といった欧州プレミアムブランドの取り扱いをスタート。19年年間ではともに前年に比べ2倍を超える伸長を達成し、2万ケース(大瓶換算…続きを読む
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海外ブランドビール特集:三井食品 「シメイ」などEC成果 家庭用が高い伸び
酒類 特集 2020.06.24三井食品は「シメイ」「リンデマンス」といったベルギービールを中心に、「プリモ」「ヒナノ」などのブランドを長年にわたり展開してきた。20年は業務用での新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きいが、高額品中心にECでの販売が増えるなど、従来にはなかった新し…続きを読む
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海外ブランドビール特集:リードオフジャパン 「ボヘミア」ラベルデザイン一新
酒類 特集 2020.06.24●メキシコ産活性化 リードオフジャパンは「テカテ」をはじめとしたメキシコ産ビールを展開している。20年は7月にラベルデザインを一新して再発売する「ボヘミア」の提案とあわせ、既存ブランド全体の活性化を図りたい考えだ。 同社の1~5月実績は巣ごもり消…続きを読む
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海外ブランドビール特集:ユーラシア・トレーディング 店頭での回転重視
酒類 特集 2020.06.24●ビール楽しむ雰囲気を ユーラシア・トレーディングは、店頭での回転を重視して取り扱いブランドを育成してきた。主力のベルギービールは、本国で2位の「マースピルス」、3位の「プリムス」を扱う。1位ブランドはEUの一部を除き輸出されていないため、実質的に…続きを読む