フードストアソリューションズフェア2021

◆FSSF2021:コロナ後見据え、食ビジネス機会拡大へ

総合 2021.12.10 12335号 08面

 ◇フードストアソリューションズフェア

 地域食品企業と小売業の問題解決を目指すフードストアのための展示会「フードストアソリューションズフェア2021」が2、3の両日、大阪市住之江区のインテックス大阪1、2号館で開催された。

 新型コロナウイルス感染防止対策を徹底した上で、新たな商談の機会を創出。コロナ禍で二度の延期を余儀なくされたものの「試食を提供し実際にバイヤーに自社製品のおいしさを伝えられた」「コロナ禍でこれまで持ち込めなかった什器を使ってアピールできた」などの声が聞かれた。

 来場者も両日で9213人と大幅に増え「待ちに待った食ビジネスの拡大機会」が完全復活したと出展者も来場者にも笑顔が見られた。

 主催は日本食糧新聞社で、共催は離島振興地方創生協会。関西・四国を代表する有力小売企業18社による同フェア運営委員会が副主催を務めた。新たな販路開拓を目指す生産者や企業・団体365社が525小間を形成した。

 寺岡精工、京都中央信用金庫、復興水産加工業販路回復促進センター、ヤマエ久野、類設計室・農園事業部など注目ブースをはじめ、主催者企画では「離島振興地方創生協会 長崎県離島PRコーナー」「とくし丸料理コンテストコーナー」「ご当地パン・ご当地弁当コーナー」などを紹介する。次回開催は22年9月7、8の2日間、インテックス大阪4号館、5号館。問い合わせは展示会事務局(fssf@nissyoku.co.jp)まで。(関西支社取材班)

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