海苔特集
21年度の国産海苔は前年度の減産から、さらに生産枚数を減らした一方、比較的品質が良かったこともあって単価は前年度より高値を付けた。巣ごもり需要で家庭用は卓上、韓国海苔が好調。もみ海苔やジャバン海苔など新たなヒット商品も生まれている。コロナ禍で生活者がより健康に良いものを選ぶ傾向にある中、海苔の健康価値を発信する製品の開発にも期待したい。(三井伶子)
-
◆海苔特集:減産も品質は良好 単価は一転高値
水産乾物・塩蔵他 特集 2022.07.2721年度の国産海苔は前年度の減産から、さらに生産枚数を減らした一方、比較的品質が良かったこともあって単価は前年度より高値を付けた。巣ごもり需要で家庭用は卓上、韓国海苔が好調。もみ海苔やジャバン海苔など新たなヒット商品も生まれている。コロナ禍で生活者が…続きを読む
-
海苔特集:海苔メーカーがおにぎり店 BtoCの拠点としても期待
水産乾物・塩蔵他 特集 2022.07.27海苔メーカーがおにぎりを販売する店舗を出店している。大森屋は4月、海苔を選べるおむすび専門店「のり結び」を京都・寺町にオープン。小善本店は昨年竣工した本社の1階に「のりきっちん by KOZEN」をオープンした。両社の店舗に共通するのが、好きな具材の…続きを読む
-
海苔特集:白子 卓上・手巻きなど好調
水産乾物・塩蔵他 特集 2022.07.27白子の22年3月期は卓上、手巻き、韓国海苔などの販売好調に加え、コロナ禍による行楽需要の減少で苦戦していた3切商品などの売上げ復調もあり回復傾向となった。売上高は114億1600万円で、従来の会計方針ベースでの比較では前年比1%増と実質的には増収決算…続きを読む
-
海苔特集:小善本店 「のりカケルくん」強化
水産乾物・塩蔵他 特集 2022.07.27小善本店の22年4月期売上げは前年比1%増とほぼ横ばいだった。主力のコンビニエンスストア(CVS)向けが減少したが市販品が順調に推移し、CVS向けの減少をカバーした。同社は量販店のPB商品やCVSのおにぎり海苔など、業務用を中心に事業を展開してきたが…続きを読む
-
海苔特集:高岡屋 海外回復で増収増益に
水産乾物・塩蔵他 特集 2022.07.27高岡屋の21年10月期連結決算は売上高が121億円、経常利益が6億円となり大幅な増収増益となった。海外の回復のほか、CVSの細巻き寿司の好調が国内収益の安定に寄与した。 同社は収益の多くが海外事業となり、海苔を焼成した場所が原産国となる特性を生かし…続きを読む
-
海苔特集:ニコニコのり 「熟成ジャバンのり」市場導入推進へ
水産乾物・塩蔵他 特集 2022.07.27ニコニコのりは「熟成ジャバンのり」の市場拡大と、高品質商品の拡売、用途訴求型商品の提案を強化して、海苔のおいしさと価値の訴求に注力していく。 昨年7月に上市した「熟成ジャバンのり70gスタンダード」は初年度販売額で、3億円規模と好調に推移。フレーク…続きを読む
-
海苔特集:大森屋 「バリバリ職人」に4品目
水産乾物・塩蔵他 特集 2022.07.27大森屋は秋の新製品として、好調の「バリバリ職人」シリーズの新アイテム「スパイシーカレー味」(30枚、標準小売税別360円)を上市する。シリーズ4品目の通年商材。スパイスの効いたやや辛口の本格スパイシーカレー味を忠実に再現し、1枚当たり1kcalに抑え…続きを読む