食肉・食肉加工品特集2023
食肉加工品業界を取り巻く環境は依然厳しい。原材料や副資材、原油などの高騰の影響でメーカー各社は自助努力だけではカバーしきれない状況にあるため、22年春・秋、23年春と3回の価格改定を実施。商品単価が上昇したことで販売数量減でも売上げは伸長しているが、コストアップの状況は続いており、今秋には4回目の価格改定を表明している。(廣瀬嘉一)
-
◆食肉・食肉加工品特集:新価値創造の商品開発を
ハム・ソーセージ 特集 2023.09.20食肉加工品業界を取り巻く環境は依然厳しい。原材料や副資材、原油などの高騰の影響でメーカー各社は自助努力だけではカバーしきれない状況にあるため、22年春・秋、23年春と3回の価格改定を実施。商品単価が上昇したことで販売数量減でも売上げは伸長しているが、…続きを読む
-
食肉・食肉加工品特集:今年度前半の市場概況 主力ソーセージ類は微増
ハム・ソーセージ 特集 2023.09.20今年1~7月累計の食肉加工品生産量は、次の通り(カッコ内前年比)。 ▽ハム5万9744t(2.2%減)▽プレス1万2432t(4.1%増)▽ソーセージ17万7160t(0.2%増)▽総合計30万2786t(0.9%減) コロナ禍を経て内食化傾向は…続きを読む
-
食肉・食肉加工品特集:有力各社の業況=家庭用厳しく 業務用は回復傾向
ハム・ソーセージ 特集 2023.09.20大手ハム・ソーセージメーカー4社の24年3月期第1四半期(4~6月)の業績は別表の通り(日本ハムは米国会計基準採用)。 食肉加工品は、コロナ禍においては内食需要の高まりで比較的堅調に推移したが、平常時に戻ったいま業務用商品は回復傾向にあるが、家庭用…続きを読む
-
食肉・食肉加工品特集:有力メーカー秋冬新商品 定番ブランド中心に横展開強化
ハム・ソーセージ 特集 2023.09.20原材料価格やエネルギーコストの高騰が続く中、メーカー各社は今秋4回目の価格改定を実施する。商品単価上昇で売上げを維持しているものの、下期は生活者の生活防衛意識が高まり、消費マインドの冷え込みが懸念されている。23年の秋冬新商品については、小売の売場が…続きを読む
-
食肉・食肉加工品特集:日本ハム 選択・集中で6品投入 ワンクック韓国デリも
ハム・ソーセージ 特集 2023.09.20日本ハムの秋冬新商品は、主要カテゴリーの課題解決に向けて、新商品6品(ハムソー2品、デリ4品)、リニューアル商品6品(ハムソー3品、デリ3品)を投入する。 現在、シャウエッセンをはじめとする既存ブランドの強化を柱に加工事業戦略を推進する同社は、「C…続きを読む
-
食肉・食肉加工品特集:丸大食品 テーマは「つながる」 「燻製屋」など市販用1…
ハム・ソーセージ 特集 2023.09.20丸大食品は秋季商品について、「つながる」を開発テーマに、「私がうれしい皆がうれしい」「手間・ムダのないゆとり生活」「自分にイイこと地球にイイこと」を軸とした商品を提案。市販用新商品18品(ハムソー12、調理加工4、海外商品2)、リニューアル45品(ハ…続きを読む
-
食肉・食肉加工品特集:伊藤ハム ROI消費へ対応 6キーワードで開発を
ハム・ソーセージ 特集 2023.09.20伊藤ハムの23年秋の家庭用新商品は、「確かな・充足感」「タイパ・手間取らない」「手に入る価格で品質が良いものを」「コスパ最強!やりくり上手を実現」「新しい体験 食でワクワク感を」「環境配慮・SDGs」という「ROI(「自分」にとっての費用対効果・費用…続きを読む
-
食肉・食肉加工品特集:カナダポーク 安全性とおいしさ訴求
ハム・ソーセージ 特集 2023.09.2023年3月、カナダポーク日本事務所の新マーケティングマネージャーに木村憲氏が就任した。木村氏は大学卒業後、小売業界で海外の食品調達やPB商品開発を担当。消費者に近いポジションにいた経験を生かし、カナダポークに携わる人たちとともに、その安全性とおいしさ…続きを読む