●地域食生かし商品開発 九州の食品産業を見渡すと、輸出に向けた積極的な動きが目立つ。今回の特集で企業取材をする際にも、話題に上ることが多かった。 国の輸出施策推進においても、ひときわ存在感を放つのがこの九州エリア。農林水産省は現在、GFPグローバ…続きを読む
持続可能な社会の実現に向け、「環境・社会・ガバナンス(ESG)」の視点から経営戦略を見直す動きが活発化している。かつて経営の付随的な要素とされてきた環境配慮や地域貢献は、いまや企業価値やブランドの信頼度を左右する重点課題へと変化した。取り組みを後押し…続きを読む
太りたくないために脂質の摂取を控える人が多いと思うが、MCT(中鎖脂肪酸)オイルなどの良質な油はむしろ脂肪の燃焼を促進して体内でケトン体を作り、ダイエットへと導く。MCTオイルの販売などを手掛ける勝山ネクステージの関根麻人取締役執行役員は、そのケトン…続きを読む
【長野】発酵食品を手掛ける長野県内の団体、メーカーでつくる共同事業体「発酵バレーNAGANO」と軽井沢マリオットホテル(長野県軽井沢町)は20~22日、同ホテルで「軽井沢発酵フェス」を開いた。メーカー約20社がブース出展し商品を提案したほか、ホテルの…続きを読む
経済とともに企業、事業の国際化が進み、パーパス経営が普及した。自社の志、価値観、行動原則を示して国内外の社員をつなげる。軸になるのが環境、格差などの社会問題の解決だが、個人から見えれば大仰に感じられ、逆に距離感も生まれる▼味の素は4月末に11社合同で…続きを読む
食品安全マネジメント協会(JFSM)と農林水産消費安全技術センター(FAMIC)認定センター(JASaff)は、「JFS規格の監査および適合証明プログラム文書に基づく信頼性維持活動のための事務所審査(定期審査)業務」の委託契約締結を記念し、JFSM主…続きを読む
「世界のキッチン」を目指すタイでは、食品産業がGDPの約24%を占め、冷凍食品や缶詰などの加工食品輸出が活発に行われている。タイ政府は食品機械を含む製造業の高度化と工業化を推進しており、日本企業にとっては技術面での貢献とビジネス拡大の好機となっている…続きを読む
タイ投資委員会(BOI)は7月7日、東京都江東区青海の「東京イノベーションハブ」で「日タイビジネス商談会」を開催する。同イベントは、タイ企業と日本企業との間で戦略的提携や新規ビジネス展開を促進することを目的としており、製造業、IT、サービス、イノベー…続きを読む
総務省が20日に公表した5月の食料消費者物価指数(相場変動の大きい生鮮食品を除く/20年=100)は124.6となり、前年同月比で7.7%上昇した。10大費目の中では、光熱・水道(7.7%上昇)と並んで高く、全体を押し上げる要因となった。なお、生鮮食…続きを読む
J-オイルミルズはこのほど、大阪大学大学院工学研究科の東森充教授と共同開発したヒトの咀嚼過程を再現できる咀嚼シミュレーター(24年3月発表・本紙既報)に、唾液に相当する液体添加機能を新搭載した。これまで感覚に頼っていた「口溶け感」など咀嚼後期の口中変…続きを読む