昨年の市場動向は、原料の価格改定に伴い製品への価格転嫁ができる否かで勝ち組と負け組の明暗を分ける一年だった。価格転嫁に足踏みしている小売以外の販路を見いだしている企業や、海外輸出を早くから手掛けている企業は強いと感じている。特に輸出に関しては、価格勝…続きを読む
日本食品添加物協会(日添協)は11日、東京都千代田区の如水会館で新春賀詞交歓会を開催、約350人が参加した。 近い将来、タンパク質の供給不足をはじめ、食のサステナビリティが国際的な共通課題として危惧されている。そうした中、添加物が果たす役割はますま…続きを読む
採卵鶏の飼料コストや資材・燃料コストの高騰、鳥インフルエンザの発生などを背景に卵価が高水準で推移する中、鍋林では卵白代替が可能な品質改良剤製剤として畜肉加工品用の「オルターミート」、麺用の「オルメンEW-S」の提案強化を図っている。 「オルターミー…続きを読む
天野エンザイムと帝人目黒研究所は11日付で、天野エンザイムの乳酸菌事業を帝人目黒研究所に無償譲渡する契約を締結した。今回の契約により、天野エンザイムが取り扱う医薬品や食品向け乳酸菌製品5品目(アシドフィルス「アマノ」100、局外規ラクトミン(アシドフ…続きを読む
●メンタルヘルス効果も コンビの殺菌乳酸菌「EC-12」は、殺菌済みでありながら乳酸菌の多様な機能性を付与できる素材である。生菌を含まないので、製造ラインの汚染リスクがなく、常温での取り扱いも可能である。そうした利便性の良さに加え、耐熱性にも優れる…続きを読む
扶桑化学工業はこのほど、ビタミンC(以下VC)とビタミンE(VE)の相乗効果を利用した新規酸化防止剤製剤「オキシナジー」を開発、即席麺や乳製品を中心に幅広い分野から注目を集めている。 従来、酸化防止剤の成分としてはVCやVE、各種天然抽出物などが利…続きを読む