紅麹原料を含む健康食品による健康被害が発生している状況を受けて、日本食品添加物協会は、食品原料としての紅麹原料と食品添加物としてのベニコウジ色素(別名「モナスカス色素」)の違いについて、リスクコミュニケーションの観点からWebサイトでメッセージを発信…続きを読む
小林製薬の紅麹を含んだサプリメントによって健康被害が拡大している問題で、製菓メーカー各社は3月26日以降、相次いで自社が製造販売する商品に同社の紅麹原料を使用していないとする調査結果をホームページなどで公開した。3月29日現在、公表している主なメーカ…続きを読む
オリエンタル酵母工業は昨年夏、乳の甘さとコクを増強できる発酵調味料「クレム・レブール」を発売した。少量添加で乳のコクや風味を付与できることから、製菓・製パンなどを中心に徐々に引き合いが強まっている。商品名の由来は「クリーム」「ミルク」「バター」を掛け…続きを読む
太陽化学は1月、20~60年代の男女600人を対象に食物繊維の摂取に関する調査を実施した。その結果、半数以上が食物繊維を積極的に摂取していることや、摂取時に「種類選択」をしている人の方が、摂取による効果を感じる割合が高いことなどが分かった。 太陽化…続きを読む
●パンなど食品活用に期待 帝人グループで納豆菌や乳酸菌などのプロバイオティクス製品の製造・販売を展開する帝人目黒研究所は、従来展開してきた納豆菌の生菌に加え、取り扱いがしやすい納豆菌の加熱殺菌体を開発し、「モルビオ納豆菌」=写真=として3月1日から…続きを読む
◆リスコミ推進の大きな転換点に 消費者庁の「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」(2022年3月発行、以下「不使用ガイド」)の本格適用が今年4月に迫っている。 食品表示基準第9条では、消費者の優良誤認や有利誤認を招く表示などを禁止しており、不使…続きを読む
昨年の市場動向は、原料の価格改定に伴い製品への価格転嫁ができる否かで勝ち組と負け組の明暗を分ける一年だった。価格転嫁に足踏みしている小売以外の販路を見いだしている企業や、海外輸出を早くから手掛けている企業は強いと感じている。特に輸出に関しては、価格勝…続きを読む
日本食品添加物協会(日添協)は11日、東京都千代田区の如水会館で新春賀詞交歓会を開催、約350人が参加した。 近い将来、タンパク質の供給不足をはじめ、食のサステナビリティが国際的な共通課題として危惧されている。そうした中、添加物が果たす役割はますま…続きを読む