小林製薬の紅麹原料を含む機能性表示食品の健康被害問題を受けて、消費者庁の新井ゆたか長官は3月28日の記者会見で、事業者の自主的な届け出によって健康機能を表示する制度の安全性確認は妥当かと問われ、「すべての食品はまず食品衛生法を順守することが大前提だ。…続きを読む
【中部】東海農政局の「みどりtokai2023」チームが生活協同組合コープあいちと連携して、3月7日に「みどりの食料システム戦略」をコープあいち日進店で訴求した。東海農政局の若手社員が来店した消費者に「地球にやさしい選択」の視点から、普段の食材選びが…続きを読む
小林製薬が自社製品の機能性表示食品サプリメントに用い、多数の食品メーカーにも原料として販売した紅麹による問題が広がりを見せる中、政府は27日に省庁横断の連絡会議を相次いで開き、対応を本格化した。小林製薬の製品では4人の死亡との因果関係が指摘され、入院…続きを読む
22年の農業・食料関連産業の国内生産額(概算値)は、前年比4.7%増の114兆2178億円となった。新型コロナの影響で前年まで2年連続の減少だったが、3年ぶりに増加に転じた。コロナで落ち込んだ外食支出の回復、円安・原料高による生産コスト上昇が影響した…続きを読む
農林水産省は3月27日、加工・業務用を中心とした国産野菜の活用拡大を目指す「国産野菜シェア奪還プロジェクト」を立ち上げると発表。また同プロジェクトを推進するための協議会を設立することとし、同省ホームページで会員の募集を開始した。4月26日に設立シンポ…続きを読む
厚生労働省は19日、乳等省令と食品衛生法施行規則の一部を改正し、ロングライフ牛乳(LL牛乳)の製造に関する規格基準を新設した。国内で約40年前から製造・販売されてきたLL牛乳だが、これまで規格基準がなく、厚生労働大臣の認定を得なければならなかった。業…続きを読む
経済産業省の中野剛志消費・流通政策課長兼物流企画室長は15日、東京ビッグサイトで開催された小売向けIT関連展示会・リテールテック(日本経済新聞社主催)で講演し、現通常国会で審議中の物流規制関連法案の概要を語った。同法下で物流改善に係る定期報告義務が課…続きを読む
消費者庁は「満足度ナンバーワン」「日本一」「○冠達成」などの“ナンバーワン表示”について、合理的かつ客観的な根拠が不明確な事例が増えているため、実態調査に乗り出す。調査結果の公表とそれに基づく事業者・消費者への通知を、今秋にも予定している。 これら…続きを読む
食品用器具・容器包装のポジティブリスト制度が、来年6月1日の本格施行に向けて最終段階に入った。厚生労働省が12日開いた食品衛生審議会の食品衛生分科会器具・容器包装部会では、同リストに追加する新たな物質群について承認。今後は食品安全委員会にこれら物質の…続きを読む
消費者庁は早ければ24年度内にも、栄養成分表示を食品パッケージ前面でも表記するよう制度改正する。国際標準との整合性に照らし、また厚生労働省による「健康的で持続可能な食環境づくり」の推進などからも、消費者がより分かりやすく選択しやすい表示形態の導入が必…続きを読む