基本計画検討の場である食料・農業・農村政策審議会(昨年12月4日、農水省)
●重要な今後5年間の方向性検討
農林水産省は昨年6月に施行した改正食料・農業・農村基本法を踏まえ、同8月末、改正基本法が掲げた理念を実現するための「食料・農業・農村基本計画」の改定に向け、食品・農業関係者や有識者で構成する審議会を開いて検討に着手した。基本計画は5年ごとに見直す規定がある。今回は基本法改正後の最初の基本計画であり、今後5年間の方向性を示す極めて重要な計画だ。柱となる食料安全保障の強化などの具体策や指標となるKPI(重要評価指標)を盛