新春特集2025第1部

新春特集第1部:シニア向け食品課題と強化=フレイル予防の価値伝達が鍵に

特集 総合 2025.01.01 12874号 07面
低栄養・フレイル予防の取り組みは広がり始めている(写真は24年5月17日にオープンしたマルエツ上井草駅前店の売場)

低栄養・フレイル予防の取り組みは広がり始めている(写真は24年5月17日にオープンしたマルエツ上井草駅前店の売場)

低栄養・フレイル予防には管理栄養士も重要な役割を果たす(写真は日本チェーンドラッグストア協会の健活ステーション推進委員会がJAPANドラッグストアショーのブースで展開した管理栄養士へのアドバイスコーナー)

低栄養・フレイル予防には管理栄養士も重要な役割を果たす(写真は日本チェーンドラッグストア協会の健活ステーション推進委員会がJAPANドラッグストアショーのブースで展開した管理栄養士へのアドバイスコーナー)

年齢階層別インターネット利用率

年齢階層別インターネット利用率

 ◇人口の2025年問題
 戦後の第1次ベビーブームである1947~49年生まれの「団塊の世代」は2025年、75歳以上の後期高齢者となる。その数は約806万人で、65歳以上のシニアマーケットにおけるトレンドリーダー層となることは想像に難くない。最近の「シニア」の中にはグラデーションがあり、健康観、価値観、活動量など、一つのコホートとして扱うことは難しい。ただし、加齢により心身が衰えるフレイル(虚弱)の予防はすべてのシニアの食の通奏低音。他の世代同様、

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