新春特集2025第1部
新春特集第1部:大阪・関西万博=関西食産業発展へ大商機
大阪・関西万博がいよいよ開幕する。4月13日からの6ヵ月間、大阪市此花区の人工島“夢洲”に161ヵ国・地域と9国際機関(24年12月16日現在)、企業やNGO・NPO、市民団体らが集い、「いのち輝く未来」を創造する。開期184日間の想定来場者は約2820万人。経済産業省試算の万博の国内経済への波及効果は約2兆9000億円で、関西、日本の食産業も動かす。関西全域を仮想的パビリオンと見立てる“拡張万博”の概念が進めば、都市部から関西広域での食産業の輪が広がる公算は大きい。(関西