新春特集2025第1部

新春特集第1部:阪神・淡路大震災30年=復興行政に区切り 記憶と教訓、後世つなぐ

特集 総合 2025.01.01 12874号 11面
新長田駅南地区の再開発事業完了式典は、復興の象徴である鉄人28号モニュメントがそびえる「鉄人広場」

新長田駅南地区の再開発事業完了式典は、復興の象徴である鉄人28号モニュメントがそびえる「鉄人広場」

 ●持続性注目される起点に
 2025年1月17日、神戸市を中心とした阪神地域に甚大な被害をもたらした阪神・淡路大震災から丸30年を迎える。震災直後から進められてきた行政による復興事業は24年10月末、最後に残っていた神戸市・新長田駅南地区の完了で、30年近くを経て終止符が打たれた。未曾有の大災害は食品業界にも壊滅的な打撃を与えたが、企業の持続性が注目される起点にもなった。特に当事者として被災による経営危機を乗り越え、復旧を果たした食品企業では、事業継

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