牛乳の消費拡大が、焦眉の急となりつつある。8月には飲用向け生乳取引価格(乳価)の引き上げが行われる予定で、製品への価格転嫁も見込まれる。一方、生産コストの状況は厳しいものがあり、酪農の持続可能性にも黄色信号がともっている。川村和夫明治ホールディングス…続きを読む
明治ホールディングス(HD)は2025年度、中国事業の売上げ拡大へ向けて、赤字幅縮小と物量拡大という高いハードルに挑む。24年度から進める「リバイバルプラン」の達成へ向け、デイリーとアイスクリーム事業の伸長、カカオ事業のさらなる成長を目指す。 24…続きを読む
6月1日付 ▽生産物流プロセス戦略本部生産部長花井紀道 6月26日付 ▽法務リスクマネジメント本部法務部長小柳隆
●消費者変化を注視 機能性ヨーグルトをはじめとする乳製品では、乳酸菌をはじめとする菌体、あるいは菌体の働きで発生する成分などを活用した機能性表示食品が続々と生まれている。これまでの「健康的なのに、おいしい」から、「おいしい、しかも健康的」という消費…続きを読む
今年に入って、肌の弾力維持や潤いなどをうたった美容向け機能性表示食品の新商品の投入が相次いでいる。飲料を中心に、手軽に実践できるインナービューティーへの関心が高まっている。主な商品は以下の通り(▽企業名=(1)商品名(2)発売日(3)機能性関与成分(…続きを読む
明治ホールディングス(HD)は2025年度、ブランドのラインアップ拡大とマーケティングへの投資の両輪を軸に、原材料のコストアップに対応する。川村和夫社長CEOは、「商品力とマーケティング戦略の強化で消費者の需要を喚起する施策を実施して、単価と数量とも…続きを読む
明治ホールディングスの25年3月期決算は売上高1兆1540億円(前年比4.4%増)、営業利益847億円(同0.5%増)、経常利益820億円(同7.9%増)、純利益508億円(同0.2%増)。売上高は増加、営業利益は前期並みで着地した。 食品セグメン…続きを読む
明治ホールディングス(HD)は2025年度、中国事業の売上げ拡大へ向けて、赤字幅縮小と物量拡大という高いハードルに挑む。24年度から進める「リバイバルプラン」の達成へ向け、デイリーとアイスクリーム事業の伸長、カカオ事業のさらなる成長を目指す。(小澤弘…続きを読む
明治は12日、タイでキューブタイプの乳児用粉ミルク「meiji INFANT FORMULA GOLD EZcube」の販売開始を発表した。グループ会社のタイ・メイジ・フードで5月からスタートした。女性の就業率が増加している同国で、「家族全員での育児…続きを読む
明治はカカオで表現できる可能性を拡張し、チョコレート市場7000億円達成へ主導的な役割を果たす。特許取得技術「生ねり製法」で、従来の水分値3%以下のチョコと同10%以上の生チョコの間に当たるこれまでにない水分領域で「やわらかいい食感」と常温保存が可能…続きを読む