上場する食品・酒類メーカーの24年度通期決算が出揃い、既存事業の強化や高付加価値化による業績更新が相次いだ。コスト高に苦慮した食肉、製油などは利益減が顕著となった。前期の売上高30位以内での減益企業は11社となり、原料相場の下落・安定による値下げも影…続きを読む
カネカの化学品事業などを含めた25年3月期連結決算は、増収増益だった。売上高で初の8000億円台を達成。全セグメントで増収・増益となった。うち、乳酸菌事業や、加工油脂事業などを含むNutrition Solutions Unitは売上高1950億円(…続きを読む
トモシアホールディングスの25年3月期連結業績は売上高8978億円(前年比6.8%増)、営業利益96億円(同3.8%増)、経常利益109億円(同2.9%増)、当期純利益67億円(同2.9%増)の増収増益で着地した。経常利益率は1.21%。 物流費な…続きを読む
伊藤園の25年4月期連結決算は売上高4727億1600万円(前年比4.1%増)、営業利益229億6900万円(同8.2%減)、経常益229億7300万円(同13.9%減)、当期利益141億5600万円(同9.5%減)となった。伊藤園単独では売上高33…続きを読む
千葉製粉の25年3月期決算は減収増益で着地した。売上げは輸入小麦の政府売渡価格の引き下げに伴う小麦粉の価格改定の影響で、前年比0.3%減という小幅減収となった。利益面は小麦粉製品や化粧品素材を主とした販売数量増と、コストアップを反映した価格改定効果の…続きを読む
コープこうべの25年3月期業績は増収減益で着地した。供給高(売上高)は野菜の相場高やコメの価格高騰など想定以上の物価高に伴う単価の上昇により、計画・前年を上回った。一方、経費は職員への特別感謝金の支給や販売促進施策などの影響で計画より増加。供給事業剰…続きを読む
日本アクセスの25年3月期連結決算は、売上高2兆4188億円(前年比3.5%増)、営業利益331億円(同9.2%増)、経常利益342億円(同7.0%増)、当期純利益241億円(同12.9%増)と過去最高の業績となる増収増益となった。経常利益率は前年か…続きを読む
完全統合後、初の本決算となったウェルネオシュガーの25年3月期連結(国際会計基準)は、営業利益ベースで増収大幅増益となった。精製糖などSugerセグメントはコスト上昇に対する価格改定、統合効果での有利条件での原料調達などから増益を果たした。フードサイ…続きを読む
石光商事の25年3月期連結決算は、売上高649億5300万円(前年比4.7%増)、営業利益15億5700万円(同5.9%減)、経常利益13億3600万円(同23.2%減)、当期純利益8億8800万円(同15.4%減)となった。新商品による新規開拓の成…続きを読む
ADEKAの化学品事業(樹脂添加剤、電子材料、環境材料)などを含めた25年3月期連結決算は、全事業計で増収増益となった。うち、加工油脂などの食品事業は売上高825億円(前年比1.8%減)、営業利益43億円(同6.8%増)の減収増益で、減収は子会社再編…続きを読む